現の端にて君を恋う |
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ルーミアに食べられながら死にたい、と思っている。
ただし、食べられることそれ自体が目的じゃない。
だからまず、ルーミアと仲良くなる。たくさん話をして、たくさん遊んで、時間をかけて。
そうして、彼女が私のことを「食料」ではなく、かといって「人間」でもなく、「友人」と認識するようになった所で、満を持して食べられたい。
そして、泣いて欲しい。
「友人」を自らの口で食らい、その生命を終わらせることに対する辛さと苦しさと罪悪感とその他諸々に苛まれて、涙で顔をぐしゃぐしゃにしながら、それでも手を止めない彼女を見たい。
そうして私は生き続ける。「友人をこの手で貪り食った」という事実でもって、彼女の心を一生縛り付けたいと願う。
幻想になるつもりはないけれど、もし、もしも向こうに渡るときが来たならば。
それがきっと、私が幻想を望む、ただ一つの理由になるだろう。
そう、思っていた。
投稿者 vegtw2 | 返信 (0) | トラックバック (0)